«前の日記(2019-06-14) 最新 編集

tueda's diary


2019-07-22 tueda's diary

_ 新聞社としての資質を問う

京アニの事件は本当に痛ましく、加害者の行いを強く憎むとともに、被害者の皆さんの無念、恐怖、苦痛には想像を絶するものがあることを思い、言葉が見つかりません。

さて、毎日新聞の社説ですが。

https://mainichi.jp/articles/20190719/ddm/005/070/090000c?fbclid=IwAR2ao7v1kxb0YRveJN_KYjzIlK64rLNFXlKjYaK2Oq3JLhsrlC-mcfG_pM0

一方で、たとえガソリンによる放火でも、あっという間にビル全体が
炎と猛煙に包まれてしまったのは不可解だ。2001年に発生した
東京・歌舞伎町の雑居ビル火災では44人が亡くなったが、防火扉が
固定されていた不備が明らかになった。

今回の火災で、防火扉の設置や作動状況はどうだったのか。消火設備は
備わっていたかなど、詳しい検証が待たれる。多くの人が出入りする
場所では、不測の事態にも備えるべく防火策の再点検を進めたい。

いわゆる専門家の先生方の意見として、

  • 防火上、今回の放火のような事は想定できない

という談話を多数みています。件の毎日新聞社の記事でも。それでもなお、

一方で、たとえガソリンによる放火でも、あっという間にビル全体が
炎と猛煙に包まれてしまったのは不可解

なのですね。まあそこは100歩譲ってよしとしましょう。私も専門家ではないし、バケツ一杯のガソリンに火をつけたことは無いですからね。しかしそれに続けて

今回の火災で、防火扉の設置や作動状況はどうだったのか。消火設備は
備わっていたかなど、詳しい検証が待たれる。

いやちょっとまって。なんでそんなに人ごとなの。それをちゃんと取材して、内容の検証をした上で報道するのがあなた方の仕事なのでは。当局の検証結果を聞いて、自分たちの思い込みを付け加えて垂れ流すだけなら素人でもできますよ?

しかも、今回まったく関係の無い

2001年に発生した東京・歌舞伎町の雑居ビル火災では44人が
亡くなった

ことを引き合いに出して、最終的に言いたいことは

不測の事態にも備えるべく防火策の再点検を進めたい。

なのですね。これつまり、最後の一言を言いたいために、検証もせずに「バケツいっぱいのガソリンをぶちまけて火をつけて一気に燃え広がったのが不可解」と言ってるだけのようにしか読めないんですが。もしも学生がこんなレポートを出してきたら大減点しますよ。

いやしくも社説であって、一記者や担当デスクが独断で書いた記事ではないのですよ。さすがにこれは、毎日新聞社は新聞社としての資質を疑う、と申し上げるしかありません。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ あんこ (2019-07-22 15:40)

全く同感。

_ 新開 規生 (2019-07-23 19:46)

毎日新聞を読んでないので偉そうなことは言えませんが、事実であれば、どうしたんでしょうと思いますよね。ネットを読んだだけの感想レポート程度であれば、本当にどうしたのかと心配して、他の記事もこの程度かよと更に心配します。ちなみに私は朝日です。もっと心配?好き好きですからほっといてください。新聞にも当然限界がありますから、ある程度はほっといてやってください。


総訪問者数: 本日の訪問者数: 昨日の訪問者数: